ニ胡

起源: 中国

ニ胡は、1000年以上も昔、618年〜907年の唐王朝時代にモンゴル民族から中国へ伝えられました。 民(1368-1644)と秦(1644-1911)の王朝時代に大衆歌劇の全盛期を通じて様々な改良が加えられ、 中華人民共和国の土台が出来た1949年あたりから非常に人気が出てきました。
ソロとしてもオーケストラとの伴奏としてもレパートリーが劇的に増え、中国で最も人気のある楽器の1つとなりました。

細長いネックに沿って、上部のチューニングペグから胴体まで2本の弦が密着して張られています。 胴体は共鳴体になっており、表面は蛇皮(最近は人工のものもあります)仕様。 その2本の弦の間に弓を挟み、ヴァイオリンの様に弓を前後させて演奏します。弓を内側に押して弾くと低い音(弦を押さえないとD)、 外側に引いて弾くと高い音(弦を押さえないとA)が出ます。

フレットレスなので、押さえる場所や強さで数え切れない表現が出来ます。 弦はシルクかナイロン、最近ではメタルもあります。カーブを付けた弓には馬毛を張ってります。